コラム|荻窪駅で歯科をお探しの方は荻窪ゆとり歯科まで

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歯周病

【歯周病】骨が溶ける?歯周病の進行と治療法

こんにちは。
JR・丸ノ内線「荻窪駅」より徒歩5分の【荻窪ゆとり歯科】です。
 
最近はメディアなどでも「歯周病を予防しましょう」と伝えられていて、気になっているけれど「自分はまだ大丈夫」と思っていませんか?
 
歯周病は、30代以上の国民の約8割がかかっていると言われており、初期段階では自覚症状がなく、静かに進行していきます。
気づいた時には、グラグラしていた歯が抜けてしまう、なんてことも。
 
「もしかして歯周病……?」と思ったら、早い段階で歯科を受診し予防しましょう。
 
 

歯周病の進行度をセルフチェック!

歯周病は、磨き残しなどの歯垢で歯ぐきに炎症が起きることで進行していきます。
歯周病には段階があるので、初期の段階で気づくことが大切です。
 
⚫︎歯肉炎
・歯ぐきが腫れる
・歯ブラシや歯間ブラシを通すと出血がある

このような症状があれば、歯周病の1歩手前です。
丁寧な歯磨きで症状が落ち着きます。
 
⚫︎軽度歯周病
・歯ぐきの腫れや出血が増える
・歯が浮く感じなど違和感がある

歯周ポケットとよばれる、歯と歯ぐきの溝の深さは3〜4mm程度。
日常生活でお口の中の違和感を感じることがありますが、痛みがほとんどありませんので、歯周病だと気づかずに生活されている方もいらっしゃいます。
 
⚫︎中度歯周病
・歯ぐきの腫れや出血が増える
・膿が出る
・口臭がする
・痛みがある
・冷たいものや熱いものがしみる
・物を噛んだり、指で歯を押すと揺れる

歯周ポケットは4〜7mm。
歯を支えている歯槽骨が、半分ほど溶けてしまっている状態です。
 
痛みや腫れの回数も増えますが、症状が出たり落ち着いたりを繰り返して進行していくので、歯科医院を受診するタイミングを逃してしまっている方も多いでしょう。
 
⚫︎重度歯周病
・歯ぐきがプクッと腫れ、容易に出血する
・膿や口臭が増える
・歯がグラグラと動く
・歯と歯の隙間が広がり物が挟まったり、話しにくくなる
・歯が伸びた気がする

歯周ポケットは7mm以上となり、歯を支えている歯槽骨の3分の2以上が溶けてしまっている状態です。
簡単に歯がポロッと取れてしまうこともあります。
 
 

歯周病の治療はプロとセルフケアのダブルケアが大切!

⚫︎歯肉炎
歯肉炎は、毎日の丁寧な歯磨きで改善します。
歯ブラシと併せて歯間ブラシやフロスをお使いいただくことがおすすめなので、患者さんに合った清掃方法をお伝えします。
 
⚫︎軽度歯周病
歯科医院でのプロのクリーニングで、歯石を取ったり、歯周ポケットの中のお掃除をすると歯ぐきがグッと引き締まることを実感いただけるでしょう。
 
⚫︎中度〜重度歯周病
患者さん自身の歯磨きだけでは改善が難しく、プロのクリーニングや、麻酔をして歯ぐきの中の歯石取りが必要になってきます。
溶けてしまった骨は戻りませんが、当院では人工材料を使った「歯周組織再生療法」をはじめとする、数々の歯周外科処置もご提案させていただきます。
歯周病になってしまったからと諦めるのではなく、治療法は様々ございますのでお気軽にご相談ください。
 
 
お口の中のサインを見逃してしまわないように、定期検診で早期発見、早期治療をすることが大切です。
当院では、ご自身の歯でものを噛める喜びを感じてもらうために、予防にも力を入れています。
歯周病は誰しもがかかるリスクのある病気ですので、気になりましたらお気軽にご相談ください。