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マウスウォッシュで歯周病予防できるの?〜効果的な選び方や使い方を解説〜
こんにちは。
JR・丸ノ内線「荻窪駅」より徒歩5分の【荻窪ゆとり歯科】です。
皆さんは、毎日のセルフケアにマウスウォッシュを使っていますか?
お口をゆすぐだけで殺菌・消毒できるため、毎日のオーラルケアに取り入れている方はいらっしゃるかもしれませんね。
マウスウォッシュは、口臭やむし歯予防のイメージが強いかもしれませんが、歯周病予防にも効果はあるのでしょうか。
今回は、マウスウォッシュは歯周病予防ができるのか、という疑問にお答えします。
また、効果的な選び方や使い方についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マウスウォッシュは歯周病予防できる?効果とは?
マウスウォッシュは、歯周病の原因である歯垢を付着しにくくする薬効成分が含まれているため、歯周病予防に効果的であることがわかっています。
ただし、歯垢そのものを取り除く効果はないため、歯周病の予防を目的とするのであれば、歯磨きや歯医者のクリーニングでのケアが大前提となります。
反対に、歯磨きや歯医者でのクリーニングを行った上で、補助的にマウスウォッシュを使用することで、歯周病の予防効果を高めることが可能です。
マウスウォッシュで歯周病予防!効果的な選び方とは?
マウスウォッシュには、さまざまな成分が含まれ、種類も豊富にあります。
歯周病予防に効果的なマウスウォッシュを選ぶためにも、以下の成分が含まれているかチェックするといいでしょう。
・CPC(塩化セチルピリジウム):歯肉炎の予防や歯垢の再付着を防止する
・BTC(塩化ベンゼトニウム):歯肉炎の予防や歯垢の再付着を防止する
・エッセンシャルオイル:細菌を殺菌や消毒、炎症を抑える
(出典:J-stage-歯科衛生士が知っておきたい洗口剤の応用より) >
マウスウォッシュで歯周病予防!効果的な使い方とは?
歯周病予防に有効な成分が含まれていたとしても、使い方が間違っていれば効果は十分に得られません。
予防効果を高めるためにも、以下の2つに注意しましょう。
丁寧に歯磨きをしてから使用する
マウスウォッシュは、歯と歯ぐきの溝などの細かな部分までは行き届きません。
殺菌効果を高めるためにも、すみずみまで丁寧に歯磨きを行い、細菌の数を減らした上で使用するようにしましょう。
フッ素入りの歯磨き粉の後は30分あける
フッ素入りの歯磨き粉を使用した後にマウスウォッシュで口をゆすぐと、フッ素が歯に浸透する前に流れ出てしまいます。
歯磨き粉を使用した後は30分ほど時間を置いてから、マウスウォッシュで洗口することをおすすめします。
マウスウォッシュを活用し、歯周病予防の効果を高めましょう!
歯周病予防は、歯磨きや歯医者のクリーニングでのケアが基本になりますが、マウスウォッシュを補助的に使用することで予防効果を高められます。
特に、歯周病は誰もが発症する可能性のある病気ですので、マウスウォッシュをうまく活用し、歯周病予防に努めましょう。
JR・丸ノ内線「荻窪駅」より徒歩5分の【荻窪ゆとり歯科】は、歯周病の予防や治療を得意としています。
予防を目的としたクリーニングはもちろん、ブラッシングの改善方法もお伝えしていますので、歯周病を予防したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。
また、当院では、お一人お一人を丁寧に対応し、根本的な原因はなにか精査することを心がけております。
平日夜は19時まで、土曜も16時まで診療しておりますので、歯周病の症状でお困りの方は、ぜひ当院へお越しください。